「気づき」 体感を大事にしたい


ジャンクフード、糖、塩について、皮膚炎の知人との会話から「気づき」がありました。
A「最近、肌のかゆみがひどくなった。体が温まると更に痒い。膿まで出ている。医者は加齢による乾燥だからね~。と言うから仕方ないかな。」
B「普段、コンビニ弁当や缶コーヒを飲んでいるでしょう。まず、植物油脂と果糖ブドウ糖液糖と表示されたものを控えましょう。」

そして、糖と塩を摂取することが重要であることを話しました。

A「昔の話、中国の皇帝が宮廷にいるたくさんの女性の部屋をたずねるでしょ。一人の女性が、自分の部屋の前に塩を盛ったんだよ。皇帝が乗っている馬が塩を食べるので、馬を呼び寄せたという話。やっぱり、塩は必要かな。飲食店の玄関に盛塩をしているのは客を迎えるということだよ。」

皇帝の話が実話かどうかはおいておき、理論や知識を先人から得て、体感でそれが繋がるとき、又はいろんな分野の理論が点と点で繋がるとき、少しずつ目の前が明るくなってくる感じがします。

学ぶには、理論、知識、体感がバランス良くあるとよいですね。

体感のアンテナを広げる方法は、人によってさまざま。共通するのはアナログ、シンプルがよいかな。

年齢は問わないだろうけど、若いころから、やりたいこと(やれること)に行動をおこすことから始まる。

2019-3-12崎谷博征ブログ
『フードファシズム:「栄養素」という還元主義!』
みなさん、「HFSS」という単語をご存知でしょうか?
high fat, sugar, and saltの略で、「高脂肪、砂糖、塩」という意味です。

ロンドン市長が先日、ロンドンで急増するメタボに対して「高脂肪、砂糖、塩」に抵触する食品の宣伝を公的交通機関で出すことを禁止する条例を出しました。

脂肪、砂糖、塩分のたくさん入った食品は「ジャンクフード」として認定し、宣伝を禁止する条例です。

この条例に従うと・・・・・

なんとバター、放し飼いの卵なども「ジャンクフード」に入るということで宣伝広告から除外されるようです・・・・・・(‘◇’)ゞ
(写真は元のものからバターと卵を外している)

ココナッツオイルやハチミツ、黒糖、フルーツの甘いものなども”ジャンクフード”になりますね(^_-)-☆。

その一方で・・・・

マクドナルドのハッピーミールは「HFSS(高脂肪、砂糖、塩)」に入らないため、”ジャンクフード“ではないそうです( ^^) _U~~。

人工甘味料や低脂肪の揚げ物(プーファまみれ)も、この規制では”ジャンクフード”にはなりません。

OMG!

そもそも高脂肪を除いては、砂糖と塩の量が多いと肥満や心臓血管疾患などのメタボになるという確固たるエビデンスはありません。

むしろ糖尿病などのメタボやガンの特徴は、砂糖と塩が少ない(細胞内で利用できない)ことが原因になっているのです。

このように栄養を栄養素に分解して数値(量)だけ見ると、誤った前提からとんでもない結論を導くことになります(現代栄養学の陥穽)。

細かいカロリー計算も同じ過ちを犯しています。

食品は栄養素の量やカロリーが重要なのではなく、その”質”が大切なのです。

フードファシズムも「要素還元主義(物事を細かく分解して本質からより遠ざかること)」からですね(^^♪。

このページの先頭へ