Q&A 『コルチゾールの産生について』


コルチゾールの産生についてのご質問に回答いたします。

(ご質問内容)

いつもありがとうございます。
先日解説のありました「視床下部ー下垂体ー副腎系(HPA系)」のところで質問です。
アトピーや自己免疫疾患の診断がない人でもコルチゾールが出せなくなっている人がいると思います。
それは前回の解説によると、HPA系の機能亢進によって病態が進んでいる状態と理解してよろしいでしょうか?
CRHの亢進は長期的にはコルチゾールの産生機能をストップさせるから医療機関では、それを外から入れるからクッシングになっていくという理解であっていますでしょうか?

(回答)
・コルチゾールが出せない状態というのは、重度な甲状腺機能低下の場合です。この場合は、LDLコレステロールから全てのステロイドホルモンの変換ができない状態です。これが副腎疲労という病態が存在していると勘違いしている状態です。

・急性ストレスでは、


この記事は一部制限がかかっています。
会員の方はログインしてご覧下さい。
会員で無い方は、パレオ協会に入会しませんか?


このように医療機関での長期に及ぶステロイド投与によってクッシング症候群が作られるのです。再度、ニュースレターを読み返してください。

(参考記事)
◆パレオ協会ニュースレター◆『なぜステロイドでアトピーや自己免疫疾患が治らないのか?』https://paleo.or.jp/bkmail/9329/
Q&A 『糖質制限と肝機能障害について』 https://paleo.or.jp/answer/9268/
◆パレオ協会ニュースレター◆  『甲状腺機能低下と低血糖』https://paleo.or.jp/bkmail/9304/

このページの先頭へ