老化、老年病とは?
「老化」といわれる現象は、細胞・分子レベルでは、難病といわれている膠原病などの慢性炎症疾患やガンと非常によく似た病態で起こるものであることが分かってきました。
私たちは誰でもいつまでも若く美しく健康でありたいと思っています。古来の文明支配者たちもアンチエイジング・老化防止の妙薬を希求してやみませんでした。
私たちは高齢者でも健康の人と病気の人がいることを知っています。これを「生物学的年齢と生活年齢の間は一致しない」といいます。ですから年齢では若さ、健康度を測ることはできません。老化は年齢だけで決定できるものではありません。
実は「老化」は、慢性病、ガンなどと同じく遺伝と環境の相互作用によって起こるものです。遺伝といっても、細胞の核にあるDNA遺伝子だけではなく、ミトコンドリア遺伝子もアンチエイジング、老化防止を握っています。そして、環境を整え、生活習慣を変えることでアンチエイジング、老化防止のみならず、認知症、癌、心臓血管疾患、白内障、筋肉萎縮、骨粗鬆症、糖尿病といった老年病から逃れることができるのです。
究極のアンチエイジング法
老化の原因は、皮膚を含めた全身の組織に慢性炎症を起こすトリガー(誘因)がどこにあるにかを突き止めることで明らかになります。
慢性炎症が起こる最大の原因として、腸からの自己免疫誘発源(Autogenオートゲン)の侵入があります(腸粘膜に穴が開き、そこから異物や未消化のタンパク質が侵入する「リーキーガット」という現象です)。
その他にも皮膚(経皮的)、あるいは気道、肺の粘膜など外界の異物に接する場所から慢性炎症を起こす物質が入ってきます。
こういった異物侵入と各個人の遺伝子の相互作用で炎症を起こす濃淡が変わってきます。
では、老化はどうやれば進行を防ぎ、治癒させられるのでしょうか?
崎谷研究所では究極のアンチエイジングとして以下の4つのステップを実行して頂いております。
究極のアンチエイジング法4項目
1.自己免疫誘発源となるウイルス、バクテリア、食品、毒性物質などを避ける。
2.ナチュラルパレオレベル:食事法で腸からの自己免疫誘発源の侵入を断つ(リーキーガットを防ぐ)。
3.ファイトネスパレオレベル:私たちの遺伝子に適合した運動を取り入れることで慢性炎症の促進物質であるインシュリン、レプチンを低下させる。またトコンドリアの数を増加させることで慢性炎症を抑える。
4.メディカルパレオレベル;ライフスタイル改善で完全に自然治癒させる(食事を含めトータルした生活習慣改善を行う)
この4つのステップは欧米の一流医学雑誌にすでに多数掲載され、実績のある「パレオ食事法」をベースとした究極のアンチエイジング法です。