パレオ協会Q&A 『虫歯の自然治癒について』


虫歯の自然治癒についての基本的な回答をシェアいたします。

(ご質問)
いつもためになる情報をありがとうございます。

先日虫歯が見つかった件で質問させていただきました。
おいそがしいところ丁寧なご回答をありがとうございました。
たいへん勉強になりました。

いただいたリンク先を読ませていただき、虫歯が進行しないよう、オイルプリングや重曹でのうがいなどを毎日して食生活にも気をつけています。
そのほかの崎谷先生のブログや、歯についての記事や本などをたくさん読みました。

今日再度歯科に行き、虫歯部分のレントゲンを撮ってもらいました。
教えていただいたケアのおかげで、虫歯は進行していませんでした。

虫歯は右と左の下の奥歯2本で、両方とも10年ほど前に(アマルガムの詰め物を)セラミックの詰め物に替えたのですが、そのすきまから虫歯になっています。崎谷先生がおっしゃるように、削って詰め物をするとそこからまた虫歯になるのですね。ただセラミックに替えてから虫歯になるのは今回が初めてです。

レントゲンでは虫歯は内部に広がってはいないけれど、レントゲンに写ってなくても詰め物の下で広がっている可能性もあるとのことでした。それはじっさいに削ってみないとわからないそうです。

「今痛みもしみたりもないので、経過観察をしたいです」といったのですが「虫歯はなくなることはないので、このままほおっておくと徐々に虫歯部分がひろがっていき、いつかは治療しなければならなくなりますよ」と言われました。

また「あまりほおっておくと、虫歯が進行すると最終的に歯を抜かなければならなくなる場合もあるので、なるべく早めに虫歯部分を削ってこれ以上広がらないようにしたほうがよい」と言われました。虫歯部分を削って、セラミックの詰め物を入れ替えることも提案されました。

このまま治療しないと徐々に進行するといわれ、ネットで調べた記事にも同じようなことが書いてあったので、治療しないで自力で治すつもりだったのですが気持ちが揺れています。

そこで質問なのですが、
①崎谷先生のブログで、削る治療をした場合と、削らないでかぶせものをした場合、何もしなかった場合の3種類の経過がどれも同じだったという記事を拝読いたしましたが、この場合の経過というのは「虫歯が治った」ことでしょうか?
それとも3種類とも虫歯が再発するなど経過はよくなかったのでしょうか?

②糖のエネルギー代謝が回るようになるまでの5年間、虫歯の進行を遅らせるために重曹うがいやオイルプリング、歯科での歯石除去などでケアし、食生活に気を付けて進行をくいとめた場合、5年後、糖のエネルギー代謝が回り始めれば最終的に虫歯は治癒するのでしょうか?

もし歯科の先生がおっしゃったように、虫歯が治ることはないのであれば、永久に何かのきっかけで(ストレスなど)虫歯が進行して広がるという可能性があり、爆弾をかかえているような状態にはならないでしょうか?

(回答)
・①以前お伝えした記事では、23ヶ月の経過観察で、


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