圃場見学へ行ってきました。2014-7-28
毎日、暑い日が続いていますが、
いかがお過ごしですか。
数年ぶりに自然栽培農家さんを訪問しました。
真っ黒に日焼けし、たくましい身体のMさん。
自然栽培は土づくりが大事ということを
丁寧に分かりやすく説明していただきました。
「肥毒の層」をとることは年月がかかり、自然の摂理に従う。
残肥が残っているあいだは、作物は育ちますが
3年目、4年目と収量は減ります。
土は生まれ変わろうとしていますが、
農家の生計は苦しくなります。
自然栽培に適した土ができると、
フワフワと軟らかく、臭みのない土になります。
自然栽培という言葉は特別な言葉ではありません。
有機、慣行栽培と区別するために使います。
農薬○回、この肥料を○回などのマニュアルにそって
農業をするよう洗脳される前は、自然栽培にて
食は賄われていたはずです。
その頃の野菜作りをしているにすぎません。
そして、作物はその違いをはっきり見せてくれていました。
上の写真はMさんの田んぼで撮影しました。
ひとつひとつの茎がしっかりして生命力を感じます。
下の写真はMさんの田んぼの側にあった慣行栽培による稲です。
茎も細く弱々しく、肥料をたっぷりあげたくなります。
肥料を与えれば虫がつきますので農薬をかけます。
秋に実った稲穂を見比べれば、生き生きとした米を
食べたいと思うに違いありません。
自然のエネルギーをいただけるのですから。。。