◆パレオ協会ニュースレター◆ 『牛乳アレルギー再考』
こんにちは 事務局です。
今回は、2019年6月23日のブログに関連して、牛乳アレルギーについての新たな知見をお伝えいたします。
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日本でも子供を中心に「牛乳アレルギー」が少なからず存在します。現代医学ではこの「牛乳アレルギー」をミルクタンパクのせいにしていました(Clin Pediatr (Phila). 2016 Oct;55(11):1054-63)。
しかし、「牛乳アレルギー」の原因がミルクタンパクにあるのなら、近年に急増している理由を説明できません(JAMA. 2010;303:1848–1856)。
それでは一体、牛乳の何が一部の人に激しいアレルギー反応を起こすのでしょうか?
拙著『オメガ3の真実』で卵アレルギーや花粉症の本当の原因がプーファにあることを突き止めました。
そして、牛乳アレルギーのあるお子さんは、同時に卵アレルギーがあることから、牛乳アレルギーもプーファの仕業に違いにないと踏んでいました。
しかし、牛乳は飽和脂肪酸リッチでほとんどプーファはありません。ここがプーファが少なからず含まれる卵との大きな違いです。
卵がなぜプーファを含んでいるのかは、ニワトリへの給餌とニワトリが反芻動物ではないことがポイントでした。
最初は、グリホサートなどの農薬(エストロゲン作用)や米国産の乳製品のように注射しているエストロゲン製剤(ゼラノノール)が牛乳に残存するしていることが原因ではないかと推測していました(Vet World. 2017 Mar;10(3):270-275)(J Environ Sci Health B. 2002 Jul;37(4):323-30)(Ecotoxicol Environ Saf. 2004 Nov;59(3):324-31)(Toxicol Mech Methods. 2018 May;28(4):239-242)(Curr Environ Health Rep. 2015 Mar;2(1):1-14)。
エストロゲンはたしかに糖のエネルギー代謝を低下させるために、アレルギーや自己免疫疾患を引き起こしやすいですが、それだけでは、ときに激烈な症状を呈する牛乳アレルギーを説明しきれません。
多数の論文を渉猟しているうちに、牛乳が食品の中で2番目に偽装が多い(異物混入 adulteration)されていることを知り、ひょっとするとここに真相があるのではないかと調査を進めました。
なんと
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も混入されています。
また、牛乳のタンパク質量を増やすために、あの中国産の食品に
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この結石が炎症の原因となるようなストーリーを現代医学が作っていますが、真相はその逆です。
尿酸は炎症性物質のメラミンの全身循環を抑えるために結合するのです。これは尿酸に強いキレート作用があることからも分かります。
植物プロテイン(とくに穀物やGM作物)に含まれている
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このように高度に偽装されている牛乳を摂取するとどうなるのでしょうか?
植物油脂(プーファ)から形成されているアルデヒドや元から含まれているホルムアルデヒドと
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これが激しいアレルギー反応を引き起こします。
糖のエネルギー代謝が回っていないと、アナフィキシーショックまで発展します。
リーキーガットで血液内に流入するのは、
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これは私がずっとアレルギーと自己免疫疾患を分けて考える現代医学の理論に疑問に思っていたことの結論です。
「アレルギーの自己免疫疾患(&がん)予防説」という崎谷理論です。
アレルギーというのは、実は将来の自己免疫疾患やガンを予防する生体反応といって良いでしょう。
つまり、強いアレルギー反応を起こすことで、
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この私のアレルギー理論は遠い将来の医学では、真摯な研究者の間でジワジワと拡がっていくことでしょう。
話は少しそれましたが、「牛乳悪玉説」と私が5年以上前から講義でお伝えしてきた真相は、この食品偽装にあったのです。
このような食品偽装とグリホサートなどの農薬、エストロゲン製剤の残留がコンビネーションとして「牛乳アレルギー」を作り上げているのです。
また現代のサイエンスで解明されていない大きな”謎”が一つ解けました。
私たち人体にとって、本物の牛乳は植物よりはるかに安全なはずなのです。
それは、牛の体内ので植物に含まれる多くの毒をデトックスしてくれているからです。プーファと放射性物質も植物よりははるかに濃度が低くて安全なのです。
(参考記事)
牛乳アレルギーの正体 https://blog.paleo.or.jp/2019/06/23/ 崎谷博征ブログ
Q&A 『食事に関する一般的な質問について』https://paleo.or.jp/answer/8530/
Q&A 『食事に関する一般的な質問について3』https://paleo.or.jp/answer/8545/
◆パレオ協会ニュースレター◆ 『リンゴアレルギーについて~その1』https://paleo.or.jp/bkmail/8739/
◆パレオ協会ニュースレター◆号外「リンゴアレルギーについて~その2」https://paleo.or.jp/bkmail/8911/
◆パレオ協会ニュースレター◆「脂質+糖質の組みあわせは?」https://paleo.or.jp/bkmail/5624/
◆パレオ協会ニュースレター◆「長鎖不飽和脂肪酸(PUFA)のタンパク質分https://paleo.or.jp/bkmail/5884/
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再び事務局です。
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