■パレオ協会ニュースレター「他者依存からの脱却と治癒」場の理論
こんにちは事務局の菅原です。
秋分を過ぎ、すこしずつ日が短くなってきましたね。
さて、昨日までのメンテナンスを経て、
本日より、協会ウェブサイトがリニューアルしています。
https://paleo.or.jp/
ぜひ新しいウェブサイトをご覧くださいませ。
なお、先日開催いたしました「2016パレオ総会」の様子を
開催ご報告としてアップさせていただきました。
みなさまのご参加、ご尽力にこころより感謝をお伝えするとともに
今後ともパレオ協会を、何卒よろしくお願い申し上げます。
最後に、10月より、ニュースレターが2週に1度のお届けとなります。
ニュースレター下部に記載があります、
セミナー情報や、ロイヤルホリスティッククリニックでの崎谷医師直接診療の日程等、
ぜひお見逃しのないよう、ご確認いただけますと幸いです。
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■パレオ協会ニュースレター「他者依存からの脱却と治癒」
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みなさん、こんにちは。
崎谷です。
今回はよくある認知の落とし穴が病気の治癒の妨げになっているというとても重要な話をお伝えいたします。
人類の歴史では、自分の体とこころを分けて取り扱う「心身二元論」が主流でした。
体とこころを分ければ、体はもはや分離した“モノ”として扱えます。
こころは神の領域ですから、体を神の領域から引き離してモノの次元(サイエンス)でとらえるという考えですね。
プラトン、デカルト、ジョン・ロックさらには認知心理学者のスキナーまですべて「心身二元論」をベースにしています。
現代医学もこの流れを汲んでいるといったら驚かれるでしょうか。
たとえば最先端の医学のひとつに「移植医療」があります。
それは、壊れた臓器を新しいパーツに取り換えればよいというものです。典型的な「心身二元論」です。
しかし、通常私たちは自分のからだを“モノ”扱いされると怒りますよね。
それは、生命体は物質以上のものであると感じているからだと思います。
腹の底ではこころも体も分離できない(「心身一元」論)と思っているのです。
ところが・・・・・
車が故障したら修理屋さんに行くような感覚で、病気になると病院に行きます(最近は病院の化けの皮が剥がれてきたこともあって、かならずしも病気になって病院に行くとは限りません)。
病院に行ったら、車を修理してもらうように当然治るものと“思い込む”方が結構おられます。
これは完全な「心身二元論」です。
自分は心身一元で扱ってほしいと思う一方で、他者に対しては心身二元を強要するご都合主義になっていますね。
さて、心身二元論を突き詰めます。
体をモノとして考えたとき、車の修理を例にとると、メカに詳しい一部の人を除いて完全に「他者依存」です。
お金を支払ったから修理して復帰するのが当然という錯覚を抱かせます。
自分の体(心身)を車のようにモノ扱いされたくないにも関わらず、病気になると車の修理と同じ原理が働くのは不思議ですね。
診療代を支払ったから治って当たりまえ、入院しているのだから治って当たりまえ。状態が悪くなったのは病院のせい・・・・etc.
ちょっとでも症状が悪化しようものなら、クレーム、訴訟までおこすひとも多いこのご時世。
しかし、よくよく考えて欲しいのですが、病気ほど「他者依存」で治すものが難しいものはありません。
病気は「気」の病ですから、自分の意識が変わらないかぎりはいくら治療者があの手この手を尽くしても結果は見えています。
病気の治癒は完全に「他者依存」とは逆のベクトルにあるのですね。
このことを理解してもらうのはまた至難の業。
治癒が思い通りにいかない人やご家族のクレームでは、個々人の脳のプログラムがまったく違う、見たいものしか見ない、聞きたいことしか聞かないメカニズムが作動しています。
種によって見える色が違うので見えている世界の景色が違います。
たとえば、チョウは紫外線が見えますが、人間には見えません。
ところが、同じ種の人間のあいだでも、見えている世界はその人の生まれてきた環境や経験によって千差万別だといったら驚かれるでしょうか(不毛な議論の多くは「共通の前提がない」という事実から出発していないことが大半です)。
そのようなときに、いわば「共通言語」がない状態で、限られた時間で何ができるのか考えてしまいます。
もはや言語は役に立たないので、何かを感じてもらうしかありません。たとえば、音楽(聴覚)やアロマ(嗅覚)を刺激することから共振(共感)を始めることなどです。
本当に自分から治したいという人は自らが意識を変えて行動に移していきます。治療者はそのアシストと確認をするだけです。
ときどき「誰々の紹介でやってきました」という方が来られるとガックリします。
友人や親類の勧めというだけで受診された方ほど、治療のスタート地点でつまずいています。それは完全な「他者依存」だからです。
「心身二元論」から「心身一元論」へ
そして「他者依存」から「自分に向き合う」ベクトルに舵を切ったときに、治癒の光が訪れるものだと思います。
■本情報・記事の著作権は全て﨑谷医学博士(﨑谷研究所)および(社)パレオ協会に帰属します。許可なく複製及び転載などすることを固く禁じます。またこの文章は、パレオ協会会員さまのみにお送りいたしております。第三者に転送したり、Web サイトへアップするなどの再配信は固くお断りします。発覚した場合には、ニュースレター配信の送付を直ちに停止いたします。無断複製、転載及び配信は損害賠償、著作権法の罰則の対象となります。
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再び事務局の菅原です。
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