◆パレオ協会ニュースレター◆  『鳥インフルエンザ感染が次のパンデミックである〜その2』


2024年4月20日、アメリカ政府は、「牛に感染しているH5N1株が人間の間で広がり始めた場合、4か月以内にアメリカ人口の5分の1(6800万人)を予防接種できるだけの鳥インフルエンザクチンを配布できる」と報告しました(Kazis JN. U.S. Could Vaccinate a Fifth of Americans in a Bird Flu Emergency. Barron’s Apr. 20, 2024.)。ヘルスケア従事者、法執行機関およびその他の初期対応者、軍人、妊婦、乳幼児、高リスクの子供たちが最初に接種を受けることになります。

鳥インフルの遺伝子ワクチン(mRNA)の臨床試験が進行中です(『CureVac initiates H5N1 avian influenza vaccine study.』 Clinical Trials Arena, April 25, 2024)。英国に籍を置くセキュリス(CSL Sequiris)とグラスコ・スイスクライン(GlaxoSmithKline , GSK)の2つグローバル製薬会社は、現在アメリカの乳牛に感染しているH5N1株に密接に関連する鳥インフルエンザの株をターゲットにしたワクチンのテスト契約を結んでいます。インフルエンザワクチンのもう一つの主要な製造者であるサノフィ(Sanofi)も、鳥インフルエンザの遺伝子ワクチンの生産に関与する可能性が高いです。

セキュリス(CSL Sequiris)とグラスコ・スイスクライン(GSK)は、ワクチンに含まれる


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2024年3月には、中国の研究者がインフルエンザ、鳥インフルエンザ、新型コロナの遺伝子をミックスした遺伝子ワクチンを開発しています(A 10-valent composite mRNA vaccine against both influenza and COVID-19. bioRxiv Mar. 5, 2024.)。

WHOの国際保健規則(IHR)の修正案は5月末に投票されます。鳥インフルエンザのパンデミックについて最新のメディアの情報が現実のものか、あるいはそれが単なるプロパガンダであり、恐怖を煽り政府やWHOに主権を放棄させるために使用されているものかどうかは、時間が経てば分かるでしょう。

2024年5月25日
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