Q&A 『気胸について』


気胸についてのご質問に回答いたします。

(ご質問内容)

いつもお世話になっております。
18歳の息子が1年前の2月に授業の体育で走っているとき胸が痛くなり左肺気胸の診断を受けました。ドレナージをせず安静で何とか自然治癒しましたが、その3か月後、とくに運動をしている時ではなく右肺気胸になりました。
この時は中度の気胸でドレナージ対象でしたが、本人も自然治癒を希望し1か月ほどかかりましたが自然治癒できました。
その後は時々胸が痛くなることがあるようですが、ひどくなることはありません。
気胸の原因は不明と言われますが、肺胞に穴が開くので粘膜の弱さが関係しますか?また気胸は再発することがよくあるとも言われますが、考えられる要因や予防できることをご教授いただければと思います。

息子が小さいころにあまり肉類を食べていないのと、プーファは気をつけていなかったです。
お忙しいなか申し訳ありませんがよろしくお願い致します。

(回答)

・外傷や慢性閉塞性肺疾患(COPD)肺がんなどの基礎疾患がない気胸を自然気胸(Spontaneous pneumothorax)と言います。気胸は、肺を包む膜に空気が過剰に入ることで、肺胞を圧迫します。

・自然気胸の原因として、


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肺の繊維化が加速します。

・従って、自然気胸は、肺線維症の手前の病態なのです。実際に、肺線維症は、


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の影響もあります。

・最後に、腸の状態も肺の炎症を引き起こす原因となります。実際に、エンドトキシンが肺線維症を引き起こすことが分かっています(JCI Insight. 2018 Jul 12;3(13). pii: 98850)。

・以上から、プーファフリーを徹底し、糖質の摂取量を高めて腸の状態を改善すること(カスカラ、甲状腺粉末の摂取など)


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が最優先されます。また炎症後の組織修復のためにコラーゲンの摂取も併せてお勧めいたします。

可能でしたら、大気汚染の地域からの転地をお勧めします。

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