パレオ協会Q&A 『ミルク悪玉説の払拭について』


ミルク悪玉説についての回答をシェアいたします。

(ご質問)
崎谷先生、いつもお世話になっています。
パレオ協会ニュース台336号(7月23日)を受領し、ありがとうございました。乳製品は身体に良いとのことですが、乳製品摂取は乳がん始め婦人病には禁忌と言われているので、そうした心配がある場合はハチミツのみにして乳製品は避けた方が良いのでしょうか?もしくはなかなか日本で探すのは難しいですがグラスフェッドの乳製品でしたら大丈夫でしょうか?

慢性病のもととなる副甲状腺ホルモン(PTH)の過剰分泌を抑えるのが、カルシウムを豊富に含んだ牛乳や乳製品であると記述がございますが、過去に北欧の牛の突然変異(ホルスタイン種)で、A2型カゼインがA1型カゼインに変化したために、この牛乳を飲用するとカゼインの消化の間にベータカソモルフィンー7(BCM-7)を産生し胃腸の障害や、腸炎症を増加させるという論文がありました。

これに対して人、山羊等の乳汁はプロリンが存在するのでBCM-7は生産されなとのことです。今回の先生の牛乳や製品はプロリン存在の牛乳や乳製品の事でしょうか。それともAIカゼインを摂取して問題はないということでしょうか?

お忙しい中申し訳ありませんが、ご教示頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

(回答)
・ミルク悪玉説には根拠がないことをメディカルパレオや過去記事でもお伝えしてきました。とくに乳がんとの関係は、


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2023年7月27日

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