やってみないとわからないもの


去年より待ちに待った日本ミツバチがやってきました。
ブンブンと羽音を立てながら巣箱を出たり入ったりしています。
ワンちゃんはとても興味津々で側でウロウロします。

当初、巣箱設置には娘からの強い反対を受けました。
「ワンちゃんが刺されたらどうするのよ。」
「攻撃しなければ刺さないから大丈夫。」
「絶対に刺さないって言えないでしょ!」
「やってみないとわからないでしょ。」
「刺されてからでは遅いでしょ!」
とこんなやり取りを繰り返しました。よく見かける光景です。

美味しいものを食べたい、、外食すると原材料を気にかけてみる、これなら自分で作れるかな、と自分好みにアレンジし調理。
やはり、シンプルな調理は、材料の買い出しもラクで飽きもこないし美味しく感じる。
ハチミツも自宅でと思い巣箱設定、、私は、蜂さんにとって居心地のよい環境作りをお手伝いするだけ。
エネルギーは蜂にも伝わるから、この環境にあった最適な蜜作りをしてくれるであろう。

1年前に静岡より仕入れたムスカリの球根は、現地の花よりもかなり大きく育った。
同じく、クリスマスローズも年々、大きく育ち、来客される方に、「どのようにするとこのように大きくなりますか?」と質問され「何もしていないですよ。」と答えると不思議そうな表情です。
流通する花、植物には大量の農薬が使われています。長く日持ちさせたり、色を綺麗に持続させたりしようとすれば、当然のことですね。花を栽培している土地の側は住めるようような環境ではなさそうです。
コロナ騒動のおかげなのか、ホームセンターは連日、たくさんの人をみかけます。ガーデニングの花を選んだり、ファミリーで資材を抱えながらトラックへ運んだりしています。自宅で過ごす時間が増え、自分の環境を整える、家族でコミュニケーションがとれる機会が増えました。
そして、身体のメンテナンスを見直す時期でもありました。
健康だと思っていた自分が、脚の痛みやしびれ、だるさが3月より酷くなり、生活に支障が出てくる日が増えました。
その反面、25年間、服用していた便秘薬が必要なくなってきました。(症状としては、長年、便意がなかったので、何が功を奏したのかと驚きでした。)
普段、食事には気を配り、脂質、糖質も質の良いものを取るようにしています。
食事だけではなく、呼吸や身体の使い方、心の持ち方、時間の使い方などが身体に影響してきます。
それは、人それぞれ違っておりメンテナンスの仕方を五感で感じながら自分でしか整えられない。
答えではなく、きっかけやヒントを伝えることは出来るかもしれない。答えがひとつではないところが人間らしいのだろう。


巣箱設置から1週間たちました。
娘「このミツバチ、穏やかだね、刺さないよ。」
防護服を着て防御しなければならないのはなぜかわかりませんが、
私が繋がった養蜂家宅では7群の蜂たちに囲まれ1日を過ごしても刺されませんでした。
養蜂家「ミツバチは女王蜂が死んだとき、不安になって刺すことがあるよ。」
人間も同じですね。コロナ情報で不安やストレスを感じ、過敏で攻撃性が増している人がいます。
不安やストレスは身体によくない影響が出ます。


天使のような寝顔をみて、心のメンテナンス。
一日中、片付整頓、庭仕事、料理をして思考をリセットしたゴールデンウイーク。たまには、パソコンも携帯も触らない日があってもよいかな。

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