喘息についての考察/パレオ協会ニュースレター
こんにちは事務局の中野です。
今回から3回に渡り【喘息】についてのお話です。
実は、幼少の頃から野生児?野猿?だった中野は(#^.^#)
内科より外科に行くことが多く放し飼い状態のオテンバ娘でした!!
対照的に姉は・・・
産まれながらの小児喘息と心臓病持ちでか弱い幼少期を過ごしておりました。
両親のから受ける待遇?が・・・・・・
姉妹で凄く違うように感じていて、私は若干捻くれた
幼少期を送っていたような記憶があります!(^^)!アハハ
そんな野生児中野が40過ぎで突然ひどい喘息の発作をおこし始めたんです!!
あっ!!!久々の脱線モードナビゲーション((+_+))
今回、先生から頂いた3つの喘息についての話をチェックしつつ過去を振り返って反省&納得した中野です。
喘息についての考察
みなさんこんちは。
パレオ協会の崎谷です。
今回は現代病といわれるアレルギー疾患のひとつ「喘息」を題材にして大切なことをお伝えしたいと思います。
喘息は気道(気管支、肺)に慢性の炎症が起こっています。
そのために、空気の通り道が狭くなり、呼吸が苦しくなります。
とくに息を吐くときに通り道が狭くなります。
その原因となるものには、
- アレルゲンン(ハウスダスト、花粉など)
- 化学物質
- タバコの煙
- 大気汚染物質
- 激しい運動
などがあります。
ところが、これらの原因物質は、ある喘息患者さんには激しい喘息発作を起こしますが、ある喘息患者さんにはまったく発作の引き金にならないことが分かっています。
その原因を探るため、喘息を起こす原因として、もっと強力なものがあることが興味深い研究で分かりました。
喘息患者さんを2つのグループに分けます。
両方のグループに喘息の引き金にはならない物質の「におい」を嗅がせます。
1グループには「治療効果がある」といっておきます。
2グル―プには「喘息を引き起こすかも知れない」といっておきます。
そして、両方のグループに喘息の引き金にはならない物質の「におい」を実際に嗅がせたました。
どのような結果が出たのでしょうか?
【喘息を引き起こすかも知れない】と伝えられたグループ。(2グループ)
こちらは、なんと無害の臭いに対して、気道に激しい炎症が起きました。
それも24時間持続しました。
さらに、喘息の引き金となる物質に非常に過敏になったのです。
一方の【治療効果がある】と伝えられたグループ。(1グループ)
まったく炎症を起きませんでした。
それは非常に喘息の引き金となる物質に過敏な人であっても炎症は起きなかったのです。
(Journal of Psychosomatic Research July 12, 2014)
喘息を引き起こすのは「におい」そのものでなく、その「においをどう思うか」ということなのです。
今回は喘息というアレルギー疾患を題材としましたが、慢性炎症には「こころの持ちよう」がかなり関与しているということです。
実はこのような現象を学問的に研究している分野(精神神経免疫学)が、医学のなかにも細々と存在しています。
興味深いですね。
人間の情動、感情が心身の状態そしてあらゆる慢性病に影響していることを頭の片隅にいれておきましょう。
再び事務局の中野です。
冒頭でお話した発作はナチュラル・メディカルパレオのお蔭さまで現在は、全く出なくなりました♪!(^^)!
ナチュラルパレオweek0~week8のリニューアルが完了しております。
各週プログラムビデオの他に特典ビデオも閲覧できるようになっております。
分かりやすくなったと好評のリニューアルプログラムで再度、パレオ食について学んでくださいね。