Q&A 『歯肉の移植について』
歯肉の移植についてのご質問に回答いたします。
(ご質問内容)
いつも大変お世話になっております。
今回は歯科医師から「最新」の治療法について提案されましたので、先生のご意見を伺いたく、また会員の皆様の参考になればと思い、質問させていただきます。
糖を積極的にとり、プーファを極力減らす生活を始めて一年以上経ち、お陰様で気力体力共にかなり回復してきました。ただ歯茎がだいぶ後退しているせいか、特に蜂蜜や黒糖、チョコレート、デーツなど甘い物を食べた時にしみて痛むのがずっと気になっていました。数ヶ月前に歯磨き粉が無くなったのを機に重曹の粉をそのまま濡れた歯ブラシにつけて磨いていましたが(今は停止しています)、痛みに慣れてしまったとは言えあまりにもしみるようになったので、先日歯医者で診てもらいました。
幸い虫歯にはなっていませんでしたが、痛みでうまく磨けていなかったのかプラークがたまっていました。また噛み合わせの悪さが神経を圧迫しているのではないかと言われました。子供の頃から矯正をしており、また度重なる虫歯治療もあり、しかも受け口なので確かに噛み合わせが悪いです。また歯ぎしりによる奥歯のすり減りも酷かったので、そこの医院で勧められたマウスピースを夜間装着しています。
二つの治療法を提案されました 。ひとつは歯を少し削って埋めること、もうひとつは上顎の肉を切って歯茎に移植することです。前者は周辺の健康な歯を削ることになるのでお勧めしないが、後者でしっかり治療することを勧めると言われました。もちろん後者は手術になるので全身麻酔+点滴されることになり、完治までだいたい半年と言われました。またこの方法はまだ一般的ではないとのことでした。
この医院は国内外から最先端の技術や設備を取り入れることに熱心で、確かに腕は良いのですが、崎谷先生の教えを知ってからは「最先端」「最新」の医療だと言われるとアラートが鳴ってしまいます。是非先生の見解を伺いたく、また歯科医院を選ぶ基準についても教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
(回答)
・歯茎の表層は“上皮”、内側は“結合組織”というもので構成されています。歯茎の後退に対して、
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というリスクが伴います。
・まだプーファフリーを実践されてから一年の経過ですから、
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・歯茎の歯肉再生のためにも、糖とコラーゲンを摂取して頂ければ、ご自分の自然治癒力でリスクを伴う手術が不要になります。
・なお歯を強くブラッシングすると、歯茎の後退やエナメル質を溶かす原因となりますので、歯磨きは愛護的に行って下さい。