Q&A 『コロナウイルス感染症で酸化チタン(光触媒)は有効か?』
感染症予防で酸化チタン(光触媒)についてのご質問に回答いたします。
(ご質問内容)
いつも大変お世話になっております。
昨今、コロナウイルスを筆頭に様々な健康に対する情報(デマも含め)が散在している中で、ウイルスが気になるこの季節になると酸化チタン(光触媒)を取り扱う業者がウイルスには有効と言って商材を売り込んでいるようです。
確かに酸化チタンはウイルスに有効かもしれませんが、人間にも酸化チタンの毒性が影響するのではないかと疑問視しております。詳細は忘れましたが酸化チタンで生物の精子に影響を与えると論文が出ていたような記憶があります。酸化チタン(光触媒)で空気を綺麗にしましょうという表現も含め疑問です。
先生のご見解のほどよろしくお願いします。お忙しい中申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
(回答)
・酸化チタン(Titanium dioxide (TiO2))は、すでに以前のニュースレターでもお伝えした気象操作(geoengineering)で酸化アルミニウムと同じくケムトレイル(成層圏エアロゾル散布:Stratospheric aerosol injection(SAI))で使用されています(Nature Communications volume 9, Article number: 3734 (2018))。
・酸化チタン (TiO2)が太陽光(紫外線)を反射する性質を利用して日焼け予防にも使用されています。
・今回の光触媒での酸化チタン (TiO2)利用の概略は以下のようになります。紫外線に酸化チタンが照射されると、
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が発生します。
・ウイルス(本当は自然界に存在しない)は遺伝子ですから、
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・さて、問題は空気中に流出した酸化チタンのナノ粒子を私たちが吸い込むことです。これによって、全身の炎症が引き起こされることをお伝えしました(Nanomedicine (Lond), 13 (2), 233-249 Jan 2018)(Toxicology. 2013 Apr 5; 0: 1–8)。
・ナノ粒子で起こる炎症は慢性化して
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ということです。
・日常生活品、食品の着色料にも酸化チタンのナノ粒子が使用されているため、酸化チタンのこれ以上の蓄積は危険です。
(参考記事)
Q&A 『気象操作の影響について』 https://paleo.or.jp/answer/9692/
◆パレオ協会ニュースレター◆ 『気象操作による地球への影響』 https://paleo.or.jp/bkmail/9650/
◆パレオ協会ニュースレター◆ 『気象操作やケムトレイルは存在するのか?』 https://paleo.or.jp/bkmail/9639/