Q&A 『高気密高断熱の住宅は健康的か?』


高気密高断熱の住宅の是非についてのご質問に回答いたします。

(ご質問内容)
高気密高断熱住宅についてですが、断熱性能が高い(あったかい室内)に住み替えると高血圧が平常値に戻るなど様々な疾患の改善が見られるデータを企業と大学教授が共同で出しています。
一つの要因だとは考えられますが少し偏った売り手目線の解釈のように見えます。温度差によるヒートショックなども結局は油断であり物理的に温度差が原因であれば寒い冬は家の外にたくさん人が死んでいるはずです。
本当に高気密高断熱の住宅は健康住宅と言えるのでしょうか?人間弱体化住宅とも言える側面もあるような気がします。崎谷先生のご見解を聞かせてください。

(回答)

・日本で高気密高断熱の住宅(super-insulated house)をつくるのは問題があります。

・まず室内の大気汚染は室外よりも2~5倍高いことが報告されています(Environ Health Perspect. 2008 Jan; 116(1): A24–A31)。

・この大気汚染の主原因は、カビや室内装飾から漏出するアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)です。そして、最近ブログなどの記事でも紹介しましたが、私たちの皮膚のプーファ(スキンオイルも)とオゾンなどが反応して発生している揮発性有機化合物(VOC)です。

・欧米では室内のラドン(放射性物質)の汚染がたびたび問題となって取り上げられています( World Health Organization; 2010. 6)。室内のラドンは、心臓血管疾患、喘息、肺がんの大きな原因となっています(Rev Environ Health. 2018 Sep 25;33(3):301-303)。


この記事は一部制限がかかっています。
会員の方はログインしてご覧下さい。
会員で無い方は、パレオ協会に入会しませんか?


組み合わせるのが最適と考えています。
(参考記事)
『あなたが”汚染源”になるとき!』2019/7/16崎谷博征ブログ



このページの先頭へ