Q&A 『ナイアシノマイドとセロトニンの関係について』


ナイアシノマイドとセロトニンの関係についてのご質問に回答いたします。

(ご質問内容)

ナイアシノマイドについて調べると、ナイアシノマイドにはセロトニンを増やす作用があるとありました。
崎谷先生のブログやDVDでセロトニンはストレスホルモンであり、糖のエネルギー代謝を落とすと学ばせて頂きました。ナイアシノマイド自体は糖のエネルギー代謝を高める作用があると先日の崎谷先生からご回答いただきましたが、セロトニンを増やしてしまう作用もあるのでしょうか?
それによって、覚醒しまい、不眠を助長したりしないのでしょうか?
また、以前読んだ本に不安障害や不眠症にはナイアシンが効果があると書かれていました。ナイアシンとナイアシノマイドではその作用や効果はどのように異なるのでしょうか?
(回答)

・ナイアシノマイドはセロトニンをダイレクトにブロックすることでも脳の興奮を抑えます(Science. 1958 Nov 21;128(3334):1277-8)。

・セロトニンは脳の糖のエネルギー代謝を低下させることで、攻撃性を高めます。そしてそれが極まると、攻撃するエネルギーさえなくなり、自滅していきます。

・冬眠中の動物は、脳内セロトニンが高いため、冬眠に入っている動物を刺激すると激しい攻撃を受けます。

・セロトニンをアップするのは、


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・ナイアシノマイドと市販されているビタミンB3(ナイアシン)はまったく異なるものです。前者は


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ほとんどのビタミンB3に関する記述が、この2つを区別できていませんので、ご注意ください。

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