Q&A 『睡眠薬の使用について』


睡眠薬についてのご質問に回答いたします。

(ご質問内容)

いつもお世話になっております。

以前、先生のブログでうつ病に用いられる抗うつ剤の長期投与によりストレス物質のセロトニンなどが増加し、それが症状の悪化、自殺などを引き起こすとありました。

睡眠薬に関してはいかがなのでしょうか?
私は不眠症で以前は病院で処方された睡眠薬を服用していました。今は崎谷先生から現代病などのすべての不調はエネルギー代謝異常が根本にあると学び、糖のエネルギー代謝を高めることで改善すると理解し、薬を止め、原始人食を実践中ですが、やはり不眠症でもうつ病と同じく睡眠薬を服用し続けることは危険なのでしょうか?
(回答)

・不眠には入眠障害や夜間覚醒など様々なタイプがありますが、共通しているのは、糖のエネルギ―代謝障害があり、熟睡(一番深い睡眠)が妨げられていることです。

・その原因は、エストロゲン、セロトニン、アドレナリン、コルチゾールといったストレスホルモンです。冬眠動物の脳はほとんど覚醒しています。この時に


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・睡眠薬といわれる医薬品は、ほとんどがGABAやベンゾジアゼピン受容体(本当は受容体はなく、細胞内に入るだけ)に結合して鎮静作用を示すものです。このことによって、確かに鎮静作用を得られるのですが、翌朝までの薬効のもちこし(二日酔いと同じ)や薬剤の蓄積作用が懸念されます。

・特に医薬品は、錠剤のほとんどが毒性の強い添加物の塊であり、長期服用で


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・鎮静作用を持つものを投与するということよりも、不眠の原因を取り除くことが最優先されます。やはり、原因に直接アプローチすることが肝要です。医薬品の添加物の毒性を考え合わせると、糖のエネルギ―代謝を回して、かつ鎮静作用もある


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根本治療につながります。

・ハチミツや塩を夜間に摂取することもストレスホルモンという不眠の根本原因を解決する上でも有効です。

『“ホルモン療法”と認知症の関係!』2019/4/18/ 崎谷博征ブログ https://blog.paleo.or.jp/2019/04/18/
『痛みをとる薬がストレスになる?』2019/1/11/ 崎谷博征ブログ https://blog.paleo.or.jp/2019/01/11/
『人間は睡眠時間が短くなるよう進化した?』2015/12/17/ 崎谷博征 FB

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