Q&A 『量子メドベッドについて』


量子メドベットについてのご質問への回答をお伝えいたします。

(ご質問内容)
お世話になります。
いつも有益な情報ありがとうございます。

2021年6月よりテスラ・バイオ・ヒーリング社が量子メドベットを一般販売しまし、テスラ社によると、神経系に働く微電流の修復作用こそが、細胞の再生・成長・修復に役立つ。さらに、身体は安全な深い睡眠を得ることで、メンタルを改善し血液の浄化により免疫力を高めると説明しています。

こちらについて、TUEETの視点から見て実際どうなのか気になっており、何かご見解があれば伺いたいです。何卒、よろしくお願い致します。

よろしくお願いいたします。

(回答)
・いつもお伝えしている通り、基本的に個々の販売されている製品は、まずご自分で販売会社にお尋ねしていただいております。今回の量子メドベットについては、検索した限りでは製品説明はゼロでした。

・どのような仕組みで高磁場がベットから発生するのか理解に苦しむような代物ですが、すでに超低周波領域の微小磁場(<0,4uT)と小児白血病、脳腫瘍、成人の白血病、乳がんとの相関関係が認められています(Electrical wiring configurations and childhood cancer. Am J Epidemiol 1979 Mar;109(3):273-84)(Exposure to extremely low-frequency magnetic fields and childhood cancer: A systematic review and meta-analysis. PLoS One. 2021; 16(5): e0251628)。この関係を否定するために、[fuamc echo_content=1]企業側で夥しい否定論文が出されていますが、この企業の資金のない研究では、すべて微小磁場とガンとの相関関係が認められています(Extremely low frequency electromagnetic fields and cancer: How source of funding affects results. Environ Res. 2019 Nov;178:108688)。 ・高磁場が発生するMRI機器は、数テスラという非常に強い磁場を発生させます(長期暴露で発がんと関係するマイクロテスラ(uT)の1,000,000倍以上の磁束密度)(Evaluation of occupational exposure in magnetic resonance sites. Radiol Med. 2014;119(3): 208–213)(Occupational exposure levels of static magnetic field during routine MRI examination in 3T MR system. Bioelectromagnetics. 2014;35(1): 70–75)。最新の7 T MRIでは、2,890 mTの非常に高磁束力の暴露が記録されています(Evaluation of exposure to (ultra) high static magnetic fields during activities around human MRI scanners. Magn Reson Mater Phy (MAGMA). 2017;30(3): 255–264)。[/fuamc] ・これらのMRI機器の検査に関わるスタッフには、[fuamc echo_content=1]頭痛、めまい、嘔気、頭の中で音がする(head ringing)、 眼内閃光(magnetophosphenes)、集中力の低下、筋肉痛、不眠、舌を刺すような味、金属味(the perception of metallic taste)などの症状が出ることが報告されています(Occupational exposure of healthcare and research staff to static magnetic stray fields from 1.5-7 Tesla MRI scanners is associated with reporting of transient symptoms. Occup Environ Med. 2014 Jun; 71(6):423-9)(Does Exposure to Static Magnetic Fields Generated by Magnetic Resonance Imaging Scanners Raise Safety Problems for Personnel? J Biomed Phys Eng. 2018 Sep; 8(3): 333–336)。 ・この量子ベッドなるものが、電源を要するものであるなら、電流が流れているベッドには、当然磁場が発生します。ちなみに、ノートパソコンに密着すると50~60nT程度の磁場が検出されます。これをマクロテスラに単位を変換すると0.05~0.06μTとなります。この10倍程度で発がんのリスクが高まるということですから、長時間(暴露量依存性)のパソコンの密着は確実に発がん性を高めます。 ・また量子ベッドに金属が入っている場合は、この金属が帯電するために、金属からも電磁場が発生します。一般家庭のコンセントに入れた機器から発生する電磁場は超低周波領域(<300Hz)のものですが、この電磁場でも細胞を過剰興奮させることが報告されています(Electromagnetic effects - From cell biology to medicine. Prog Histochem Cytochem. 2009; 43(4):177-264)。[/fuamc]これが電磁場の刺激症状[fuamc echo_content=1](不整脈、頭痛、筋肉の不随意運動など)をきたします。 ・以上のことはまだ一般的に周知されていないエビデンスですが、地磁場(静磁場)以外の人工電磁場(交流電流による磁場)がいかに危険であるか[/fuamc]を今後もお伝えしていきたいと思います。



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