Q&A 『本態性振戦(essential tremor)について』


本態性振戦(essential tremor)に関するご質問の回答をシェアいたします。

(ご質問内容)
お世話になっております。
以前から、ふと気づくと指が本当に細かく震えている事が有ります。ここ数日は、それが特に顕著に感じられます。
現代医学が甲状腺機能亢進症と呼ぶ病の症状の一つに、本態性振戦が有るようです。
本当は、甲状腺機能亢進症の正体は、甲状腺機能低下症なのですよね。
私は、崎谷先生のおかげでTSHの値が昨年12月の5.2から、先月2.3まで下がりました。先生に、本当に感謝しています。
ですがふと心配に思うのが、このままTSHを下げ続けて、今度は手の震えを始めとした甲状腺機能亢進症の症状が出てこないかと..。
TSHの値は低いに越したことは無いと認識しているのですが、TSHの値が低いという理想的な状態で、現代医学が甲状腺機能亢進症と呼ぶ症状が出るのは何故なのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
(回答)
・本態性振戦(essential tremor)とは、両上肢が小刻みに
震える状態が三年以上継続するケースで、他の臨床症状がない場合に診断される病態です。他の発声障害や歩行障害などの症状を伴う場合にはパーキンソン症候群と区別されています(実際は同じもの)。

・振戦の出現は、


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神経細胞の興奮を抑えることができずに、不随の震えが起こるのです。

・実際に本態性振戦と関係があるのは、


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現代社会でバセドウ病と呼ばれているのも、実際は

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したがって、ストレスが強くかかったときに、ストレスホルモンの上昇およびリポリシスが起こることで、甲状腺機能が低下し、振戦が発生します。

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