Q&A 『乳がんのときの授乳について』


乳がんのときの授乳についてのご質問に回答いたします。

(ご質問内容)

乳がんと診断を受け一度の抗がん剤治療から一年と3ヶ月が経つ頃です。
現在の右乳房は腫れて出血や痒みがあり皮膚がただれた感じになっておりヒリヒリチクチク痛みで眠れない日もあります。
えぐれて凹んでいた所は少し肉が盛ってきたように見受けますが皮膚がただれる範囲は少しずつ広がっているので改善しているのか否か見当がつきません。
このような状況で左乳房での授乳は可能なのでしょうか?
粉ミルクをなるべく与えたくありません。

(回答)

・結論から言えば、左乳房(健康側)での授乳は可能です。

・粉ミルクおよびプーファ過剰摂取の母親からの授乳は、胎児に対して同等の悪影響(プーファによる将来の慢性病)を持ちます(Cancer Lett. 2019 Jun 28;452:71-78)。したがって、母親がプーファ・フリーにして、リポリシスを抑えることができるのであれば、母乳が理想的です。

・プーファ・フリーにすることが大前提で、リポリシスの悪影響を最小限にするために、なるべくストレスが低い状態のときに授乳を行って下さい。
(参考記事)
◆パレオ協会ニュースレター◆ 『メトホルミン-エストロゲン、オメガ3と同じ歴史』https://paleo.or.jp/bkmail/8342/
◆パレオ協会ニュースレター◆「妊婦の代謝が子供を決める」https://paleo.or.jp/bkmail/4369/
◆パレオ協会ニュースレター◆ 乳児ビタミンK欠乏性出血症 https://paleo.or.jp/bkmail/1035/
『私たちにも赤ちゃんにも必要な物質とは?』2019/6/27 崎谷博征ブログ
『妊娠は母体にとって有利』2018/6/6 崎谷博征FB
『粉ミルクで赤ちゃんの心身がやられる』2018/3/6 FB
『ミルクで育つと排便が少ない』2017/2/7 FB
『女性の出産・生理と健康リスクの関係』2016/11/2 崎谷博征FB
『母乳と乳児の腸内微生物』2016/4/18 崎谷博征FB
『なぜお 乳が出ないのか?』2015/9/7 崎谷博征FB
『母乳がある物質で汚染されている!』2015/8/22 崎谷博征FB

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