医薬品の副作用★医薬品の副作用を軽減するために

1.良質の水分が必要

私たちの体の2/3は水分です。そして体内の水分の70%は細胞内にあります。体内の水分は、医薬品や重金属などの有毒物質を囲いこみ、主に肝臓で代謝し、腎臓まで運搬し排泄します。脱水になると有毒物質が蓄積するため生命に危険がおよびます。医薬品の副作用を軽減するためには、良質の水分が不可欠になります。

2.結合組織(コラーゲン)などを丈夫にする(コラーゲン溶解ブロック)

私たちの体内の約60兆個といわれる細胞に対する様々な毒性物質は、まず細胞内に侵入するまえに、細胞を取り巻く結合組織(その代表がコラーゲン線維)でろ過されます。したがって、コラーゲン線維は私たちの体の「にかわ」役だけでなく、あらゆる物質をろ過する「フィルター」役にもなっているのです。

血液そのものは腎臓でろ過されますが、血液のしみだした液体が細胞に入るときにはコラーゲン線維がろ過しているのです。細胞の周囲のコラーゲン線維は、腎臓に近い働きをするために「前腎」とも呼ばれています。

しかし、この細胞周囲のコラーゲン線維はガン、感染、慢性炎症、加齢などによって溶かされていきます。そのためこれらの慢性病では細胞内に毒性物質がフリーパスで入りやすいのです。

このコラーゲン線維が溶けていく現象をストップする方法(「コラーゲン溶解ブロック」)が必要となります。

3.体内の常在菌を活性化させることが必要

抗ガン剤、免疫抑制剤、抗生物質などの医薬品は「常在菌」の働きを弱め、また死滅させてしまうために感染・慢性炎症・二次的ガン、精神異常という医薬品の重い副作用を招きます。したがって、副作用を軽減するためには何らかの方法で「常在菌」を活性化させなければなりません。

自己治癒力を担うシステムの要となっている臓器は、内臓、皮膚組織です。内臓と皮膚は外界の異物に対する第一のバリアーの役割を果たします。皮膚、内臓いずれも「常在菌」を配置することで病原菌、ウイルスなどの有害な外敵から身を守っています。

常在菌は自己治癒力に必要なビタミンなども産生します。常在菌を活性化させる最も強力な味方は、綺麗な土壌を通してじっくり生成したミネラル豊富な自然の岩清水(地下水、湧水)腐殖前駆物質(フミン酸・フルボ酸前駆物質)です。

●日本の水道水は飲むほど有害になる

そこで医薬品の副作用を少しでも軽減するために飲用する水について考えてみましょう。良質な水とは、ある程度のミネラルを含み、常在菌が豊富な水です。このような水は地下水にしかありません。それは地表から土壌深くにしみわたる際に、土壌の常在菌によって汚染物質が分解され、土壌の豊かなミネラルを含んでいくからです。しかし、現在、地下水汚染が深刻になっています。有機、慣行農業による大量の硝酸性窒素化合物の投入、生活・工場排水に含まれる界面活性剤などによって汚染有機物が蓄積しています。そのために河川の水は言うに及ばず、地下水を上水道に用いる際には、大量の塩素消毒をします。またその過程で強力なフリーラジカル(活性酸素種:発がん物質)であるトリハロメタンが生成されます。水道水を沸騰させるとトリハロメタンが大量に発生します。

日本の水道水はそのまま飲用できる安全ものではありません。

●自然のナチュラルウォーター

そこで必要とされるのが、汚染のない山の地下水、あるいはそれが噴出した湧水です。

自然水は一度摂取すると水道水や塩素処理したミネラルウオーター類とは味や「のどごし」の違いが明らかです。生命は大半が水でできています。体に本当によい水とは常在菌豊かな土壌にしみ込んでできた地下水なのです。豊かな土壌の常在菌が有害物質を除去し、有益な代謝産物を地下水に与えます。これを「身土不二」といいます。私たちの身体の健康と土は不可分に結び付いていることを表しています。

腐植前駆物質(フミン酸・フルボ酸前駆物質)

フミン酸・フルボ酸とよばれる腐植物質は、土壌にとっても無益であり、なんら健康増進作用はございません。土壌の常在菌活性効果があるのは腐植前駆物質(フミン酸・フルボ酸前駆物質)です。その効能を列挙します。

  1. 常在菌の活性化:病原菌の排除
  2. 土壌改良(土壌常在菌の活性化)
  3. 強い解毒作用(キレート作用):毒性物質の排除
  4. 抗酸化作用
  5. 緩衝作用

このページの先頭へ