「基礎医学通信」の記事一覧

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『抗体は存在しない〜その2』

1975年に、ケンブリッジのMRC分子生物学研究所に勤務していたジョージ・コーラー(George Kohler)とセザール・ミルスタイン(Cesar Milstein)は、骨髄腫細胞(リンパ球が分裂して同一細胞のクローンを形成する際...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『抗体は存在しない〜その1』

私たちは、「抗体」といえば、教科書や主流メディア、科学文献でコンピューターグラフィックスによって描かれた通りの、Y字型のタンパク質を思い浮かべます。医師や基礎研究をしている専門家といわれる人たちでも事情は同じです。白血球の一種のBリ...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『体内の硫黄(イオウ)の働きに…

コレステロールに硫黄が付加した「コレステロール硫酸(cholesterol sulfate、CS)」は、皮膚のメラニン細胞や線維芽細胞で産生されています。また、肝臓、赤血球や血小板でも産生されています(Cholesterol sulfa...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『肉食動物のエネルギー源につい…

肉食動物が自然な食事を摂る場合、炭水化物の摂取量が少ないため、食事後の吸収段階で血糖値が大きく変動しません。肉食動物の低糖質の食事では、肝臓の糖新生が血糖値を維持する主要な経路となっています。 正常な猫では、主要な糖新生に...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『遺伝子変異の病気について』

現代医学では、大半の病気の原因として遺伝子変異を挙げています。遺伝子は存在しないことをお伝えしてきたので、これが欺瞞であることはすぐにお分かりになると思います。あらゆる病態は、毒物・ストレス(栄養失調や電磁波を含む)からくるものであ...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『肉食動物のエネルギー源につい…

肉食動物の食事におけるタンパク質の必要量は雑食動物や草食動物のそれを上回ります。例えばほとんど肉食しかしない「ハイパー・カーニボア」であるイエネコやイルカは、自然の獲物を基にした食事を摂取する場合、食事の少なくとも70%がタンパク質で構...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『微小脳卒中(microstr…

新型コロナ遺伝子ワクチンの後遺症として様々な神経症状が出ることがこれまで多数報告されてきました。その例として、めまい、頭痛、筋肉痛、感覚異常、振戦(手や体が震える)、耳鳴り、発声・構語障害、複視(物が二重に見える)、顔面神経麻痺、痙攣な...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『白内障と糖のエネルギー代謝〜…

標高の高い地域では、白内障だけでなく、心臓血管疾患、脳血管疾患による死亡率やそのリスクあるいはメタボリック・シンドロームの発症率リスクがより低いことが分かっています(Living at a Geographically Higher E...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『遺伝子は存在しない〜その5』

分子生物学者、化学者と呼ばれている研究者が死んだ組織を化学処理し、数学的モデルを適用することで何らかの発見に至ると信じているのは、量子物理学者たちと本質的に何も変わりません。 彼らが扱っているものが新しい物質であり、化学薬品と...

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆  『神経変性疾患について』

ポストワクチン時代になって、アルツハイマー病、多発性硬化症、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病といったいわゆる神経変性疾患が増加しています(Global, regional, and national burden of...

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