初めての方へ
疲れやすい、気分がすぐれない、前向きになれない・・・など
心身の不調を訴えるひとが急増しています。
そして、ガン、自己免疫疾患(関節リウマチ、炎症性腸疾患など)、
メタボリックシンドローム(糖尿病、心臓血管疾患、脳卒中など)、
神経疾患(アルツハイマ―病、パーキンソン病など)、
精神疾患(統合失調症、うつ病、自閉症)などの慢性病が
わたしたち現代人を悩ます種となっています。
なぜ、現代人はこんなに心身ともに不健康になったのでしょうか?
私たち人類は200万年以上の長い間、主に狩猟採集によってサバイバルしてきました。
農耕・牧畜革命が起こったのは1万年前。産業革命は200年前。
そして近代の加工食品や屋内でほとんどを過ごすライフスタイルに変化したのは、
たった数十年の出来事です。
人類発祥から現在までを1年にたとえると、
農耕・牧畜革命からは 1.8日
産業革命からは 4.7分
現代のライフスタイルから 2分
程度しか経過していません。
つまり、人類はもともと
長い狩猟採集時代をサバイバルしてきた末裔で、
ほとんどの生命の基本設計(エネルギー産生、消化、代謝、免疫など)は
この時代から受け継がれています。
もちろん、環境の変化によって遺伝子のスイッチのオン/オフも変化していくため、
人類も短期間の間に環境に適応するべく少しずつ変化はしています。
しかし、急激な環境の変化のすべてに対応するのには限界があります。
昨今の深刻な環境汚染もそのひとつです。
わたしたちの体内の基本設計(エネルギ―産生、消化、代謝、免疫など)は、
さぞかし急激な環境変化のスピードに対応しきれなくて、驚いているでしょう。
その環境の激変とわたしたち人類の維持してきた生命の基本設計とのミスマッチが
現代人につきまとう“心身の不調”の原因なのです。
そのよい例が、近年増加している心身の「慢性病」。
たとえば農耕・牧畜革命が起こったのは1万年を境にして、
身長の低下、乳幼児死亡率の上昇、虫歯の増加、感染症の増加、栄養失調などが出現しています。
さらに産業革命以降、とくに現代のライフスタイル革命以降に、ガン、自己免疫疾患を初めとした、
狩猟採集時代から「生活の質」そのものが低下してきているといえるでしょう。
とくに過酷な環境にも関わらずサバイバルしてきたという「生命力」。
これが現代社会ではなくなってきているのではないでしょうか?
パレオ協会では人類がサバイバルしてきた本来の「生命力」を引き出すために、
あるいは現代人を悩ます慢性病を払拭するために、
狩猟採集時代のライフスタイル(パレオライフスタイル)を
現代社会に取り入れることを提唱しています。
その入り口となるのが、パレオダイエット(原始人食)とよばれるものです。
パレオダイエット(原始人食)は、
人類が長い歴史の間食べてきた多様な食材を摂取していくものです。
高度な加工食品、農薬・化学肥料・抗生物質まみれの食材をなるべく避け、
良質な食材を摂取していく人類本来の食事です。
パレオ協会会員プログラムについて
パレオダイエット(原始人食)を数週間試して頂くだけでも老若男女にかかわらず、
心身の不調の解消、体重の適正化、慢性病の改善、
そして何よりみなさんの「生命力」を引き出すことができます。
パレオダイエット(原始人食)を開始するのに、
年齢がいくつになっても遅いということはありません。
是非ご自分の本来もっている生命力を実感して頂きたいと思います。
そしてパレオダイエットを中心とした「パレオライフスタイル」を送ることで、
いかなる環境の変化にも柔軟に対応できる復元力(resilience:レジリエンス)を手に入れましょう。
パレオダイエットとは
パレオという言葉はPaleolithicera(旧石器時代)という単語に由来します。
そしてダイエット(diet)は日常的な食事法を意味する言葉です。
日本では体重を落とす事をダイエットという言葉で表したりしますが、本来の意味は「食事」です。
パレオダイエットとは、旧石器時代の食事。
これを分かりやすく翻訳して、ヴァージョンアップさせたものが、
私(崎谷)が提唱する「原始人食」(崎谷式パレオダイエット)。
人類が本来持っていた本能に基づいた食事が「原始人食」です。
ご自分の持っている感覚を研ぎ澄ますことさえできれば、その感覚に従う食事が「原始人食」なのです。
自然の感覚を取り戻せば、自然と「原始人食」になるという食事です。
「原始人食」(崎谷式パレオダイエット)では……
- 他の食事法のような「こうなければならない」というような厳しい制限はありません。
- カロリー計算などもいっさい必要ありません。
- 栄養素に細かく分析するような食の成分や“量”を重視するものではありません。
「何を食べるか(what to eat)、どのように食べるか(how to eat or cook)、誰と食べるか(whom to eat)」
という食の“質”を重視します。
健康維持・美容を目的とした方、理想体型・体重を実現したい方
たったの6週間のステッププログラムで、「原始人食」(崎谷式パレオダイエット)を
無理なく始める事ができます。
面倒なカロリー計算などは一切行わず、時には好きな物を好きなだけ食べても構いません。
治療といえば、手術や薬、あるいはハーブなどを連想しますが、日常の食事こそはそのまま治療につながります。
このことが現代ではなおざりになっています。
食事の内容を少しずつ見直していくことで、早い人は数週で目に見える効果を実感します。
実践者の多くは数週間で症状の軽減がみられ、活力が戻ってきます。
何らかの慢性病を抱えている方、アスリート、治療家そしてもっと深く学びたい方
メディカルパレオプログラムをお勧めします。
まずナチュラルパレオプログラムで原始人食(崎谷式パレオダイエット)を習得して頂きます。
その内容をさらに深く落とし込むことで、たくさんの“気づき”と“つながり”を得ることができます。
メディカルパレオプログラムの内容は、今後の新しい医学(本当の医学)の教科書となる内容です。人類発祥以来、連綿と続いてきたさまざまな治療法もこのプログラムの内容を基礎としてみることが必要です。
既に何らかの慢性病をお持ちの方は、慢性炎症を抑え、本来の自然治癒力を高めるためには必須の知識です。
アスリートの方はこのプログラムの知識を利用して最大のパフォーマンスを得られます。
また治療家、ご自身の心身の潜在能力を高めたい方には必須のプログラム内容となっています。
一般社団法人パレオ協会概要
一般社団法人パレオ協会は、科学的知見に裏付けられた、
パレオ食(原始人の食生活)、
パレオライフスタイルの普及活動及び指導を掌ることによって、
人類が、本来有する自然治癒力をひきだし、健康な生活を推進し
公衆衛生の向上及び増進に寄与する事を目的として設立致しました。
またパレオライフスタイルの実現のため、生産者から消費者までを繋ぐ
行動を起こして行き、社会に対して貢献します。
- 設立日 2013年7月25日
- 代表理事 崎谷博征
- 協会事務局 〒861-8084 熊本市北区清水岩倉1-4-1
Tel / Fax 096-343-3750(平日10時~17時)