Q&A 『鉄過剰の治療について』

鉄過剰の治療ついてのご質問に回答いたします。

(ご質問内容)

いつもお世話になっております。

facebookの記事で再度鉄の危険性を認識いたしました。最近瀉血の話題も出ておりましたのでもう少し詳しく教えて頂けると助かります。

2年ほど前に血液検査の結果フェリチンが低いことを指摘され、医師から勧められて鉄剤静脈注射を一度だけ受けました。それまでは抗うつ状態で午前中は起きられない状態でしたが、翌朝からスッキリ起きられるようになり、次第にエネルギーが湧いてきて、考え方も前向きになり、やはり鉄不足だったのかと納得したものです。

その後一年もたたないうちにまたうつ状態が襲ってきました。幸運にもパレオ協会にたどり着き、家中の植物油を処分し、今まで食べていなかった糖を摂り始め、筋トレをするといった地道な努力を続け、9ヶ月ほど経ってようやくエネルギーが戻ってきたと感じます。

その間のフェリチン値はジェットコースターのようで、10以下から点滴後は700を越え、数ヶ月で200台に落ち、その数ヵ月後には40台まで下がりました。今は測ってないので分かりませんがもっと下がっていると思います。

このような状態ですが、献血などを利用して瀉血した方がよろしいでしょうか。もしするとしたらどのくらいしたらいいのか、それを決めるために血液検査等が必要かどうか、アドバイスいただけますでしょうか。鉄剤注射をしたのは1回きりで、鉄剤などは飲んでおりません。一時期レバーなどを食べていましたが今は食べていません。

私のように過去に鉄剤を過剰摂取してしまった会員さんもいらっしゃると思いますので、お答えいただけると助かります。

ご検討よろしくお願いいたします。

(回答)
・ほとんどの現代人は、鉄過剰の状態です。それにも関わらず、貧血症状が出たりすのは、


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が有効でないからです。

・したがって、鉄欠乏ではありません。鉄欠乏はよほどの大量出血がない限り起こらないのです。

・鉄の静脈注射で気分が一時的に回復するのも、以前からお伝えしているように、鉄の大量流入というストレスに対して、


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とくに

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・うつ症状も糖のエネルギー代謝低下の部分症状にすぎません。鉄不足ではなく、むしろ鉄過剰(鉄の利用障害)が引き起こしているのです。

・全血献血を2~3か月に1度行うことも、瀉血効果はあると考えます。しかし、糖のエネルギー代謝を高めていれば、体内の過剰の鉄もうまくハンドリングできるようになります。
(参考記事)
Q&A 『成分献血にも瀉血効果はあるのか?』http://paleo.or.jp/answer/9356/
Q&A 『定期的な献血について』http://paleo.or.jp/answer/9258/
Q&A 『妊娠中の貧血について』http://paleo.or.jp/answer/9174/
Q&A 『牛肉、豚肉、鶏肉に含まれる鉄の含有量について』http://paleo.or.jp/answer/9140/
Q&A 『フェリチンについて』http://paleo.or.jp/answer/9042/
Q&A 『赤血球について』http://paleo.or.jp/answer/8689/
『鉄製品の使用について』2019.3.29「Q&A」http://paleo.or.jp/favorite/8496/
『最も危険な生体内物質:鉄』2019/10/4 ブログ
『緑茶と鉄分は相性がよいのか?』2016/3/9 FB
『鉄はガンを増大させる!』2015/10/10 FB
『鉄のサプリは必要か?』2015/7/20FB

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