医薬品は薬の作用をよく理解しよう!/パレオ協会ニュースレター

りさプレゼンテーション1

こんにちは、先日鯛を釣りに行き

タイラバ初体験で竿頭になっちゃった事務局の中野です。

釣った鯛を自分で捌き

刺身・昆布締め・塩焼き(これは孫の『お食い始め用)

アラ炊き・吸い物と鯛三昧いたしました。

自分で釣った魚を食べられるのは幸せな事ですね(´∀`)

さて、今日のお話は医薬品について!

過去に私の母親が

『病院に行っても先生はお薬を殆どくれなかった・・・

あの先生大丈夫(やぶ医者じゃないの?)なのかな・・・』

と言ったことがありました。

昔の人は(若い人も)病院で薬をもらう事が当たり前

一食分になるんじゃないの!!?って量の薬を飲んで

治る気がする『錯覚』にも陥ってるようですね。

少し心当たりのあられます方は

今日のお話は、じっくり読んで下さいね。

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■ 医薬品は薬の作用をよく理解しよう!

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こんにちは。パレオ協会崎谷です。

今回は、医薬品について注意すべき点をお伝えいたします。

私も日々臨床をしておりますが

特に高齢者の多剤服用の実態には驚かされます。

少ない方で4種類

多い方で10種類の薬を服用されています。

あるドクターの経験では

最高で100種類もの薬を毎日服用されている

精神疾患のある方がおられたということを聞きました。

先日、医師を対象にガン治療の講演をしたのですが

その場でも主催者の医師が

「崎谷先生のように薬の作用機序まで考えて処方している医師は

ほとんどいませんよ」という発言をされました。

一般の方だけでなく

薬を処方する医師そのものが

「物を考えない」

(深く考えずに仕事をさばかないとやっていけない)

制度にどっぷりつかっているのです。

その講演会で話題になったのは

いま胃潰瘍や逆流性食道炎で“胃薬”として頻繁に使用される

「プロトンポンプインヒビター」といわれる製剤です。

タケプロン、オメプラゾール、ランソプラゾール

などの一般名で処方されています。

どうもこの薬を服用しているガンの患者さんは

予後が悪いということを伝えられました。

これは当然の話です。

なぜなら「プロトンポンプ」というのは

水素イオンを細胞内外に出し入れするポンプで細胞膜上にあります。

特に、このポンプが重要なのは

ミトコンドリアの内膜です。

ここでは「プロトンポンプ」で水素イオンを細胞内外に出し入れすることで

はじめてエネルギ―通貨としてのATPを産生することができます。

その「プロトンポンプ」をブロックするとどうなるでしょうか?


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このように薬の作用を理解すると

ほとんどの医薬品はとても服用を勧めることはできません。

薬を服用することで安心する

高齢者や不安症の方は自己責任ですが

みなさんも薬を服用されるときはその作用機序もしっかりと理解していきましょう。

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再び事務局の中野です。

7/5 パレオセミナー東京への沢山のお申込み

誠にありがとうございました。

参加当選された方には6/24日に

メールにて詳細を送らさせていただいております。

あまりにも沢山のご応募をいただき

会場を少し大きめの部屋に取り直したのですが

抽選に漏れた方

今回は、本当にごめんなさい。

次回セミナー時には

優先的にご案内させていただきます。

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